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もの書きから遠ざかった人間のリハビリ&トレーニング場。 目指すは1日1題、365日連続投稿(とハードルを高くしてみる)

2025

0420
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2013

0519
「ああ片桐様。本日は『顔合せ』の日でしたね。お相手の方はいかかでした?」
「とんでもなく最悪です」
「あら、お気に召しませんでした?」
「気に召さないも何も! 『あれ』は一体どういう事よ!」
 私は結婚相談所の一角に設けられた喫茶室を指す。そこには魚の頭にかぶった男がいた。きらきらと鱗を光らせながら優雅に茶を飲んでいる。最初は着ぐるみか何かかと思ったが、あれが本物のツラの皮なのだとか。
「ここは女性に半魚人を紹介するとこなんですかっ!」 
「ああ、そのことでしたら――少々お待ち下さい」
 スタッフは手元の端末から私の個人情報を引き出した。そこには入会当時に記入したアンケートの結果も入っている。
「ええと、片桐さまはお会いになりたい男性について、【年収一千万以上】【年齢差は最大十歳まで】【家同士の距離は十キロ圏内】【外見や出生にこだわらない】【種族を超えた結婚に興味がある】etc……四十三項目にチェックを入れております。
我々はこちらの回答を考慮し、今回加藤さまをご紹介した次第でございますが……」
「ええと、種族って肌色の話ですよね? 白とか黒とか黄色とか、国際結婚とか。そういった話ではなく?」
「はい。ですがこの場合は人間以外の種族も含まれます。魚人、鳥人、狼族、妖怪から宇宙人まで。この項目をチェックされた方には多種多様ののお相手をご紹介しております」
「人間は? 普通の男性はいないの?」
「人間の男性は少子化の傾向でお客様のニーズも細分化され、理想のお相手を見つけるのはかなりの困難でございます。それに対し、人外の男性は人口も右肩上がりでして、特に結婚相手として魚人、狼族の方が好まれます。彼らと結婚する最大のメリットは生まれてくる子供の身体能力がとても高い所です。
 まぁ、最初見た目にびっくりされる方もおりますが彼らの身元は我々も保障しますし、皆さん紳士で真面目な方ですよ」
 担当者のにこやかな説明に私は絶句する。紳士で真面目と言われても……ねぇ? 顔がアレですよ。目がぎょぎょですよ。灼熱の太陽浴びたら火傷の前にカマ焼きができそうですよ。つうかまかり間違って結婚したとして、子供産んで――やめた。想像するだけで頭がおかしくなりそうだ。
 私はスタッフに噛みつくのを諦め、半魚人――もとい、加藤さんのもとへ戻る。
「すみません、お待たせしちゃって」
「いえ、そんなに待ちませんでしたから」
 加藤さんは笑顔で迎えてくれた。 頭の上にじんわりと脂がのっている。
 悪いけど、ここは適当に切り上げて次の出会いを探そう。次は人間との出会いを強く要求して、それが無理ならここの会員を辞めて。最悪結婚は諦めてもいい。仕事しているんだし、私には幾つかの選択肢も残されているんだから。
 でも――
 冷めた紅茶を口につけながら私は思う。加藤さんが顔に似合わずいい人だったからだ。喋りは饒舌で趣味も合うし性格も悪くない。それに何より、一緒に居て居心地がよすぎるのだ。
 嗚呼、顔が。顔がアレじゃなければ。ここは妥協すべき? いや、でも。ああでも、ゆるキャラだと思えばそれなりに悪くないか?
 私の中でぐるぐると葛藤が回り続ける。その後ろでスタッフがにんまりとしていることすら気づかなかった。(1351文字)

人外なるものとのお見合い話。

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2013

0518
「ヒガシさん、おはよう」
「おはよ……どうしたの? こんな所で」
「見てのとおり、今日は歩いてきた」
「あっそ」
 私はニシを素通りする。すると芸人ばりに頭を叩かれた。
「いったー、何すんのよ」
「お前はそれしか言えないのかっ!登下校は黒塗りのベンツがデフォの親友が歩いてきたんだぞ。おかしいと思わないか?何かあったって思わないか?」
「思わない。つうか、私はあんたを親友と思ったコトなんて一度もないんですけど?」
 私の一撃にニシが吐血する。HPが相当削られたらしい。ニシがうずくまる。でもすぐに立ち上がった。
「ふふふ、そうか。分かったぞ。お前は俺を試しているな? そうやってそっけない態度を取って俺の気を引こうとしているんだ。そうだろう?」
 このツンデレさんっ、そう言ってニシは私の背中をつつく。その指先からハートが飛ぶ。ああ、うざいったらありゃしない。
 はっきり言おう。こいつは疫病神だ。それも最上級の。迷惑極まりない疫病神だ!
 この目の前にいる勘違い男――ニシは年商数十億を稼ぐ某財閥の御曹司である。彼はどういう気まぐれか、私ら庶民と同じ公立高校に通っていた。そしてどういうわけか私を親友と呼び、つきまとっている。私たちのやり取りは漫才さながら、周りからは東西コンビと言われていた。
 ――って、説明している場合じゃない。このままだと遅刻してしまう。
 私は近道を通ることにした。一本奥にある、細い路地裏を抜けて行く。すると、いかにもなヤンキーたちが私達を囲んだ。
「お兄さんたち、ここを通るなら通行料払ってもらえるかなぁ?」
「通行料? ここは公道でしょ? そんなの払う必要ない」
 明らかなカツアゲに私は眉をひそめる。すると、ニシがこんなことを言い出した。 
「通行料が必要なのか? いくらだ?」
「十万円。お兄さん払ってくれるのか?」
 ヤンキーがふっかけた金額にニシはそれだけでいいのか? なんて言っている。ああそうね。ニシにとって十万ははした金だ。世間知らずの御曹司にヤンキー達が笑った。このままだとニシはお金を渡してしまうだろう。
 でも「彼ら」がそれを許すかしら?
 ニシが上着のポケットに手を入れた瞬間、風が抜ける。黒スーツの集団が私達の前を通り過ぎた。彼らはヤンキー達を抱え、建物の奥へと消えて行く。黒スーツの彼らはニシのボディガードだ。彼らは武道のスペシャリストで傭兵経験もあるらしい。この先の展開は――まぁ、想像にお任せしとこう。
 拉致られたヤンキーたちよご愁傷様、今度カツアゲするときはもっと別の人を選んでね。
 このように、ニシと一緒にいると何かしらの事件に巻き込まれる。
 誘拐暗殺は日常茶飯事。カツアゲはまだ可愛い方だ。この間なんか、街中でバズーカ―をぶっ放され洒落にならなかった。これじゃ命がいくつあっても足りない。
「あのさぁ。いつものように車で行ってくれない?」
 私はニシに頼んだ。お願いだから私を巻き込まないで。 
「そうか。お前は俺の車に乗りたいのか。それは大歓迎だぞ」
 私はニシの頭を思いっきりはたいた。おまえはそれしか言えないのか!
 嗚呼、誰か。この勘違い野郎を何とかしてくれ。(1323文字)

御曹司と庶民のあれやこれや。

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2013

0517
 妻と初めて手を繋いだのは、二十一の時だった。
 私は大学生で、妻は同じ大学の後輩だった。その日は同級生の何人かと花火大会に出かけていた。打ち上げられる花火は格別だったが、案の定河川敷の土手は人で埋まっていた。移動するにも一苦労で帰りは雪崩に近い状態になっていた。
 日頃から満員電車に慣れていた私と同級生たちはいつものように人の合間をするりと抜けていく。一方、浴衣姿の妻は四苦八苦していた。地方出身の妻は都会の歩き方に慣れていなかったのだ。
 妻が動くと誰かの肩が触れ躓きそうになる。徐々に私達との距離は広がっていった。
 このままでは確実にはぐれてしまう――私は人ごみに逆らい妻の手を握った。初めて触れた妻の手は華奢でとても柔らかかった。
 狭い遊歩道から大通りに抜け、私はそこで初めて振り返った。妻の髪は乱れ浴衣も着崩れていた。更に妻の足の指は皮が剥けていて、歩くのも辛そうだった。
 僕はその場にしゃがみ、体を預けるよう促す。ほぼ強引に妻を背負うと当時住んでいた学生寮まで送った。女性を意識したのはこれが初めてだった。あとで聞いた話だが、妻もこの時初めて私を男性として意識したのだという。  
 次の年から、私と妻は二人きりで花火を見るようになった。付き合い始めて三年目の夏、私は妻にプロポーズをした。花火の音が五月蠅くて二度言う羽目になったのも今となってはいい思い出だ。結婚して初めての夏は二人で揃いの浴衣を着た。
 子供が生まれると人ごみの中に行くのが億劫になってくる。ベビーカーを押したり抱っこしたりするのも大変だ。そこで私は街が一望できる丘の上に家を買った。夏になると庭にテーブルを置き、そこで食事をした。私たちは空に広がる芸術を見ながら酒を交わす。子供たちは小さな花を庭に撒いて遊ぶ――そんなひとときを何度も過ごした。
 今、子供たちは独立しそれぞれの家庭を築いている。末の娘も今年の春に嫁いだばかりだ。二人きりの夏が再び訪れる。今年は久しぶりに河川敷まで行ってみようという話になった。
 昔は何てことはないと思っていた人ごみも今では苦痛だ。それでも何とか日没前に場所を確保した。ひしめき合う人の頭上で、花が咲く。ひとつふたつ。色をつけながら。
 三十年間でこのへんもだいぶ変わった。平屋ばかりだった一角に高層マンションが建っている。山菜が取れた土手もコンクリートで固められていた。私たちの知っている河川敷はそこにはない。全てが遠い過去だ。それでも花火は毎年打ち上げられていく。
 宴が佳境を迎えた。最後に舞うのは極彩色の花束だ。久しぶりに手を繋ぐ。妻の手は昔よりも固い。体型も変わり皺も増えたが、その数以上に私を支えてくれた。愛おしい気持ちは変わらない。これからも。
「ありがとう」
 私は妻の手を強く握りしめた。(1167文字)

花火にまつわるエトセトラ。ひと足早い夏をお届け

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2013

0516
 有給がたまっていたので、一週間ほど休みをとることにした私。どこか静かな所で過ごそうかな、と思ったら突然ヤツが合宿を行うぞと言い出した。
 毎度のごとく私は異世界にある森に強制連行される。用意された家は木をくり抜いたものだった。充てられた部屋の内装も可愛らしい。絵本の主人公みたいだ。窓から見える森も静かで空気が澄んでいる。
 こういう世界でバカンスを過ごすのも悪くないかも。
 鼻歌を歌いながら私は新しい修行服に身を包む。しばらくして、ヤツが部屋に現れた。
「修行は夜から行うからのぅ。日中は自由にしとれ」
「はぁい」
「ああ、ひとつ言い忘れていた。外に出るのはいいが、日没までには帰ってくるんじゃ。門限は必ず守れぇな。でないと大変なことになる」
「大変なことって何?」
「知りたいか?」
 そう言ってヤツは含み笑いをした。ヤツがそんな顔をする時はろくでもない話だ。私はあえて下手に出て教えを乞う。ヤツは実は、と話しかけ私の顔をじっと見た。たっぷりの間を置いたあとでやっぱりおしえなーい、と舌を出す。私は拳を震わせた。
 だったら最初から言うんじゃねえ!
 腹立たしくなった私はヤツに背を向け外に出た。今思えばヤツの首を絞めてでも聞きだせばよかったと思う。そうすれば心の準備位はできたはずだ。
 今、私の目の前に巨大な蜘蛛がいた。蜘蛛は涎を滴ながら私をどう調理しようか思案に暮れていた。私は白い糸に吊るされ身動きがとれない。ヤツが言っていたのは「大変なこと」とはこのことだったのだ。確かに、この森に動物どころか虫一匹すらいなかった。
 やがて蜘蛛の足が私に絡みつく。どうやら調理方法が決まったらしい。大きな口がぱっくりと開かれた。この様子だと頭から丸かじりなのだろう。だったらせめて一気に呑みこんで。痛くない様にしてくださいな。
 私は覚悟を決めその時を待つ。すると視界に入る流れ星がひとつ。箒にまたがったヤツが蜘蛛の前に立ちはだかったではないか。
「大蜘蛛よ、それはあまりにも酷過ぎないか?」
 もしかしたら私の事を心配して――
「生で人間を丸かじりとはなんとも芸のない!」
 ヤツのダメ出しに私はずっこけそうになる。何だよそれは!
「おまえはもっと美味しい食べ方を知っているというのか?」
 蜘蛛の問いかけにヤツは勿論、と答えた。
「若いおなごはコラーゲンたっぷりじゃのう。煮込んでポン酢で食べるのはどうじゃ?」
「ふ ざ け る な ! このクソジジィ、黙って聞いてりゃ勝手なことを。そっちこそミンチになって焼かれてしまえ!」
「師匠に暴言を吐くとは何事じゃ。口を慎め」
「何が師匠だ、この詐欺師!」
「口の減らぬ奴よ、お仕置きじゃあー」
 刹那、私のブレスレットが光を放つ。いつもだとここで百万ボルトの電流が流れるわけだが、そうは問屋が卸さない、今日の私は違うんだから。
 私はゴム製の手袋をつけ長靴を履いていた。これは電柱工事している人のと同じ仕様で電流を完全に防ぐことができる。防御魔法を唱えれば無敵の魔法使い(見習い)の出来上がりだ。
 私の秘策にヤツも感心したらしい。顎髭を触りながらほぉ、とため息をついた。
「今までの冒涜は全て作戦だったのかぇ」
「は? 何の事?」
「だって、ほれ」
 そう言ってヤツが後ろを指す。そこに黒炭と化した蜘蛛がいた。どうやら私がよけた電流は蜘蛛の巣を通じてそっちに行ってしまったらしい。まぁ、結果オーライってことか?
 そのうち、ぶちんという音が耳に届く。蜘蛛の糸が切れたのだ。吊るされていた私はもちろん真っさかさま。運よく途中の木の枝に引っかかったけど、そこから脱出する術が見つからない。
「ちょ、たーすーけーてー」
「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。どーしようかのぅ」
 じたばたともがく私に、魔法使いは満面の笑みを浮かべていた。(1589文字)

魔法使いの話再び。何だかんだで話がシリーズ化してるという。気がついたら蜘蛛が夜行性だというのを書き忘れてた。

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2013

0515
「新條ってさ、もしかして俺のこと嫌い?」
 鎌田の問いかけに私は息を呑む。「違う」と言えばいいのに、その一言を躊躇った。言えば負ける、そんな気がしたのだ。
 長い沈黙が続く。私はただ固まるだけ。口を結び、嵐が過ぎるのをひたすら待つ。
「はっきり言えよ。その方がすっきりする」
 俺のこと嫌い? 二度目の質問に私は首を僅かに傾けた――縦に。それが精一杯だった。鎌田にやりきれない表情が浮かぶ。
「わかった。もういい」
 廊下が急に騒がしくなった。がらりと鳴る扉。教室に入ってきたのは鎌田のファンと名乗る女達だった。
「いたいた。これから皆でお好み焼き食べにいくんだけど、鎌田も一緒にいかない?」
「いいよ」
 鎌田の即答に黄色い悲鳴が上がる。普段はそう言うのを嫌がるのに今日誘いを受けたのは私に対する当てつけだろう。
 女達が鎌田を囲う。彼女らの優越感に浸る目が私に突き刺さる。鎌田は私の方を一度も見なかった。
 騒ぎが収まると私ひとりが残された。西日が机を照らす。下校を促す音楽がとても遠く感じる。
 最初、私は鎌田にいい印象を持たなかった。
 鎌田は容姿は派手、性格は軟派という、私とは正反対の人間だった。連絡事項程度の話はあっても、深く関わることはないと思っていた。
 それなのに。
 一度、鎌田に勉強を見てほしいと頼まれたことがある。二年の終わりのことだ。
 鎌田の頭の中は中学生レベルで、最初は目も当てられなかった。あまりの出来の悪さに私が苛立っていると、鎌田はごめんと謝った。
 「俺がバカだから。新條もすげえ迷惑だよな。でもどうしても行きたい大学があるんだ。今からでも間に合うかな?」
 その言葉ににさすがにばつが悪くなって、それからは真面目に向き合った。鎌田が手を焼いていた数式も最後の方は自分で答えを導けるようになった。 
 そのあと行われた期末テストで鎌田は成績がかなり上がったらしい。教えたのは一時間だけなのに鎌田は私に感謝していた。突然大げさなハグをされて、それからジュースを奢ってくれて――私の中でもやもやとしたものが生まれたのはその時だった。 
 それから二年になって同じクラスになると、鎌田は私に絡むようになった。最初はからかわれているだけだと思ったが、ある日振り向きざまにキスをされ「本気だから」と囁かれた。その裏に隠れているものに気づかない私ではない。その日から私は鎌田を避けるようになった。
 中間テストの日取りが決まると鎌田はまた私に勉強を乞うようになった。それもクラスメイトの前で堂々と。一つの机に二人向き合っていると、どこからか野次が飛ぶ。取り巻きたちの鋭い視線は苦痛だった。様々なことに神経をすり減らし体調を崩し――結果、テストの成績が落ちた。自分の中で最低の出来だった。
 そして今日、私は鎌田に言った。もうやめて欲しいと。これ以上私を困らせないでと。
 明日から鎌田が私に絡むことはないだろう。それは私自身が望んだことだ。喜ぶべきはずなのに、心は一向に晴れない。ぐちゃぐちゃになるばかりだ。私は鎌田を傷つけたことをすごく後悔している。
 私はこんな人間じゃない。もっと高い理想を持っていたはず。なのに。なのに何故? こんなにも苦しい思いをしなければならない?
 「違う」
 私は気づいていた。気づいていながら気づかないフリをしていた。自分の中に湧きおこる感情の、その名前を。
 私は彼女らのような人間に成り下がりたくなかった。格下と思っていた男に心を乱されるのが許せなかった。堕ちた自分が自分でなくなってしまうのが怖かった。
 涙が頬を伝う。ひとつ、ふたつと鎌田の机にこぼれていく。
 私は声を押し殺して泣き続けた。(1531文字)


自尊心の高い少女の初恋なるもの。結びの一文が決まらずだらだらしてたら時間切れ~

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プロフィール
HN:
性別:
女性
自己紹介:
すろーなもの書き人。今は諸々の事情により何も書けずサイトも停滞中。サイトは続けるけどこのままでは自分の創作意欲と感性が死ぬなと危惧し一念発起。短い文章ながらも1日1作品書けるよう自分を追い込んでいきます。
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